・繰り返し三軸強度比(RL)を地震動特性で補正する
・繰り返し三軸強度比の求め方
CASE1:N値,平均粒径,細粒分含有率,有効上載圧から求める
CASE2:繰返し三軸圧縮試験により求める
・地表最大加速度を上載圧,深さで補正する
・地表最大化速度は地盤種別の設計水平震度から求める
・特に重要な場合は応答解析によって地表最大化速度を求める
FL:液状化に対する抵抗率
FL=R/L R:動的セン断強度比
L:地震時セン断強度比
・地下水位が10m以浅で20m以浅に分布する飽和土層
・細粒分含有率が35%以下、又は塑性指数が15%以上の土層
・平均粒径が10o以下かつ10%粒径が1o以下の土層
CASE1: 調査ボーリング 標準貫入試験 粒度試験 液性限界・塑性限界試験 |
CASE2: 調査ボーリング 標準貫入試験 PS検層 粒度試験 液性限界・塑性限界試験 |
CASE3: 調査ボーリング PS検層 砂の不撹乱試料採取 繰り返し三軸圧縮試験 粒度試験 液性限界・塑性限界試験 |
CASE4: 調査ボーリング PS検層 砂の不撹乱試料採取 繰り返し三軸圧縮試験 動的変形特性試験 粒度試験 液性限界・塑性限界試験 |
液状化の検討に必要な調査・試験の総括
20
0
∫
PL法:FL法が所定深度の液状化危険度を判定するのに対し、PL法は検討箇所の液状化危険度を
判定する
PL= F ・W(z)dz F:1-FL(FL<1.0) ,w(z):重み係数 ,z:深度
PL=0 液状化危険度はかなり低い
0<PL≦5 液状化危険度は低い
5<PL≦15 液状化危険度が高い
15<PL 液状化危険度が極めて高い